イギリスファッションの歴史を語る上で欠かせないのが「スウィンギング・ロンドン」です。 こちらではイギリスファッションの一時代を築いたスウィンギング・ロンドンについてご紹介致します。 1970年代以降になると更に60年代ではモッズファッションやロックファッションなどの、音楽と密接に関係しているファッションが多く生まれました。それらの中でもモッズファッションをルーツに持つのが、80年代頃に生まれたスキンズと呼ばれるスタイルです。スキンズは名前の通り丸坊主頭をトレードマークにし、デニムジャケット・ハリントンジャケット・ポロシャツ・ジーンズ・モンキーブーツなどのアイテムを身につけます。モッズファッションをルーツに持ちますが、モッズの消費文化に嫌気が差した若者達が生み出した背景があり、思想はパンクに近く「ネオ・ナチ」というナチズム復興精神を掲げるものも当時はいました。80年代に入るとそれまで流行であったパンクファッションに反発する若者が現れ、ニューロマンティックファッションが誕生しました。それに伴い、パンクファッションを生み出していたファッションブランドもニューロマンティックファッションにシフトし始め、17世紀の海賊をモチーフにしたスタイルを発表します。1982年に作家のピーター・ヨークが「オフィシャル・スローンレンジャー・ハンドブック」という本を出版した事がきっかけで、ハイファッションアイテムを身に纏う、スローニーファッションが注目されるようになりました。このスローニーファッションは、ロンドンの高級ブティックが並ぶスローン・ストリートで誕生したと言われています。1990年代頃になると、スローニーファッションやニューロマンティックといった豪華で派手なファッションの流行の反動から、シンプルなデザインのミニマリズムファッションが流行し始めます。ミニマリズムとは、元々アートや建築などの造形芸術分野で、抽象的なものや必要最低限のものを徹底的に追及する主義の事です。ファッションの分野では、シルエットをすっきりさせてアクセサリーも最小限という、余計な装飾を取り除いたシンプルなデザインを指します。MAMNICK TOKYOでは、シャツやジャケット、
13 iconic moments from london fashion week.
スウィンギング・ロンドンとは、ロンドン全体で若者文化が開花し、ロンドンが活気に満ちていた1950~1960年代の事を指します。当時の若者は特権階級に対して反発・反体制意識を持っており、それによって庶民のファッション観が大きく変化しました。モデルのツィギー、デザイナーであるマリー・クワントやジョン・スティーヴンなど、イギリスファッションを代表とする人物・スウィンギング・ロンドンを楽しんでいたロンドンの若者達にとって、聖地であったのがカーナビ―・ストリートです。カーナビ―・ストリートは1950年代初頭まではファッションとは無関係の場所でしたが、1957年にスコットランド出身のジョン・スティーヴンがアパレルショップをオープンした事で一変します。細身のシルエット・様々なカラーを取り入れたスティーヴンのメンズスタイルが、若者の間で大流行したのです。この事がきっかけとなり、数多くのファッションブランドが次々とオープンしていきました。アメリカのハーバード大学教授であったティモシー・リアリーが、幻覚剤であるLSDを作った事で、服用時に見られる幻覚や精神作用が、サイケデリックという形で新たな芸術やファッションを誕生させました。当時、ビートルズがサイケデリック音楽を誕生させ、サイケデリックファッションを身にまとっていた事で、若者の間で爆発的にサイケデリックファッションが流行したのです。MAMNICK TOKYOでは、ダービシャーや イギリスファッションの歴史を語る上で欠かせないのが「スウィンギング・ロンドン」です。 こちらではイギリスファッションの一時代を築いたスウィンギング・ロンドンについてご紹介致します。 2017年9月15日(現地時間)から5日間に渡って開催される2018年春夏ロンドンコレクション。開幕を記念して、故プリンスのサプライズパフォ.... 2017/09/16 2017年9月15日(現地時間)から5日間に渡って開催される2018年春夏ロンドンコレク … 自分の好きなファッションがきっと見つかるイギリス・ロンドン流のオシャレを、日本との違いや人気ブランドなどの面からご紹介します。 Content. 2016/07/13 更新かつては世界の4分の1を支配し陽の沈まない国と呼ばれたイギリス。その栄光と衰退に合わせてファッションは変化していきました。イギリスは常に世界のトレンドセッター。今回はヴィクトリア朝時代までさかのぼってイギリスのファッション史を一緒に学びましょう!オシャレに彩りを出典:イギリスは世界のトレンド・セッターイギリスは常に流行の発信地でした。黄金期だったヴィクトリア朝時代に始まり、モッズ、パンク、エモなど現代ファッション史はイギリスなしに語ることはできません。イギリス・ファッション史を手短に振り返りましょう。出典:イギリスが最も輝いていた時代世界の4分の1を支配し産業と文化が開花したイギリス帝国の絶頂期。ファッションも黄金期であり、エレガントで優雅な時代でした。ファッションにおいて現在まで影響力のある時代のひとつが、ヴィクトリア朝時代。どのような衣裳だったかというとゴスやロリータのようなファッションといえば理解していただきやすいでしょうか?イギリス・ヴィクトリア朝時代のファッション貴族というとイメージするのはイギリス、ヴィクトリア朝時代のドレスを纏った女性たち。この時代の女性はまだコルセットをしていました。しかしそのコルセットも徐々にタイトなものからルーズなものへ変わり、体がS字カーブを描くように工夫している程度になりました。出典:イギリス紳士のファッションシャーロック・ホームズもヴィクトリア朝時代の人物。映画やドラマで再現されるその時代は人々にノスタルジーを抱かせます。出典:シルクハットやスリムなコート、手袋など、わたし達のイメージするイギリス紳士はヴィクトリア朝時代に形作られたのです。新しい時代スウィンギング・ロンドン1950年代終わりから60年代にかけて、イギリスのファッションは大きな転換期を迎えます。ミニスカート、モッズスタイル、サスーン・カット、モデルのツィギー、デザイナーのマリー・クワントなどが登場し、イギリスだけでなく世界のファッションを変えたのが1960年代。出典:スウィンギング・ロンドンの若者は、特権階級への反発意識や反体制意識に溢れていて、ファッションにおいても庶民のお洒落が著しく進化しました。60年代のロンドンで若者文化の集まる場所であったストリートファッションの発祥の地はキングスロードのチェルシー地区。このチェルシー地区のファッションを着こなす女性はチェルシーガールと呼ばれていたそうですよ。出典:イギリス出身モデルのツィギーミニスカートの火付け役。彼女の人気でミニスカートはイギリスのみならず世界中に普及しました。出典:イギリスからブームは始まった!ミニスカートはあっという間にイギリスから世界へ広まりました。実はこのミニスカート、チェルシーガールのスタイルから自然と生まれたもの。いろんな説がありますが、基本的に誰かが作ったものではないとされています。出典:デザイナーのマリー・クワントミニスカートにサスーン・カットという当時のトレンドセッターだったマリー・クワント。世界のファッションの中心とも言えるチェルシーで有名だったのはあのマリー・クワント。チェルシー地区のファッションそのものとも言われ、ミニスカートを商品化したのは彼女が最初なんだそうです。出典:イギリス発パンク・ファッションパンク・ファッションはイギリス発。世界的に一大ムーヴメントを巻き起こしました。レザージャケット、シルバーアクセサリー、スタッズグローブなどがパンク・ファッションのアイテム。パンク・ファッションはロンドンのパンク・ロックの誕生と同時だったそうです。代表的なパンク・ロックバンドにはセックス・ピストルズ、ストラングラーズ、クラッシュなど。特に有名なのはピストルズのファッションでしょうか?出典:セックスピストルズパンク・ファッションの代表的な存在セックスピストルズ。過激な言動は歴史に残っています。寝癖のような髪の毛、引き裂いたシャツやジーンズなどに身を包み、チェーンや安全ピンなどをアクセサリーにし、不良のようないでたちを強調していました。出典:パンクは上流階級を象徴するものに対立する存在で、当時上流階級のルールがまだ残っていたロンドン。そのような上流階級の洗礼された美しさに対する醜さ、汚さから生まれたのがパンクです「ムーブメントとしてのパンク」は70年代末に終わりを告げます。しかし綺麗なものに対する反抗の象徴など、さまざまな解釈の中で、いまでも多くの若者に取り入れられるファッションの一つとして存在しています。出典:少しイギリスのファッション史を振り返っただけでも、イギリスが世界のファッションにどれだけ大きな影響を及ぼしたかが分かりましたよね。イギリス・ファッション史について知りたくなった人もいるのでは?今回ご紹介したのはほんのさわりだけ。ぜひいろいろ調べてみてください、きっと面白い発見がありますよ!この記事に関する記事2017/01/312016/08/042016/07/152016/07/152016/07/30キーワードから記事を探す最近アクセス数の多い人気の記事2017/09/19この記事に関する記事2015/10/13| 2015/09/07| 2015/11/13| 2015/09/13| 2015/06/23| 最近アクセス数の多い人気の記事2071/09/09| いまMarbleで話題になっているキーワード記事のカテゴリ一覧MarbleについてMARBLE [マーブル]|女性のオシャレに彩りをCopyright© Candle Inc. かつては世界の4分の1を支配し陽の沈まない国と呼ばれたイギリス。その栄光と衰退に合わせてファッションは変化していきました。イギリスは常に世界のトレンドセッター。今回はヴィクトリア朝時代までさかのぼってイギリスのファッション史を一緒に学びましょう! ロンドンファッションウィークの歴史に残る名場面13.
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