存じます 存じ上げ ます

「存じます・存じ上げます・存じ上げております」の意味と違い、使い分けについて。ビジネスメールの例文つきで誰よりも正しく解説する記事。どのフレーズも「存じる」がベースとなっているため意味は…存じる の意味は…① 思う② 知る「思う」「知る」の 「存じます」は「～と思います」や「～だと考えます」といった意味で使用しますが、「存じ上げます」は「～だと知ってる」「～だと認識しています」などといった自分の理解や知ってることを表すときに使う敬語です。 「存じ上げます」は日常的によく耳にする言葉ですが、意味や正しい使い方を理解して使っている人は多くありません。特にビジネスシーンや目上の方に対して使う敬語だからこそ、正しく使いたい言葉です。この記事を読んで、「存じ上げます」という言葉を正しく理解しましょう。 例えば「先生のことは、かねてから存じ上げております」「皆様、お元気のことと存じ上げます」などのように使用される言葉です。物などに与える敬意よりも、人に与える敬意の方が深いものだと覚えておくようにしましょう。対する「存じ上げます」という言葉は、「存じます」という言葉を更に丁寧にした表現であると考えると分かりやすいでしょう。主に人に対して使われる言葉です。物事よりも人に対しての方が敬意が上であると考えると使い分けも分かりやすいでしょう。「存じ上げます」という言葉は「存じ上げる」という言葉を文脈に合わせて変形させたものです。「存じる」に「あげる」という言葉を加えたものであり、この「あげる」というのは、動詞の連用形の後につけて複合語をつくる言葉です。「存じます」という言葉は、一般的には何かの物事について知っている時に使われたり、自分が思ったことや考えたことについて敬意をもって表現する際に使用されるものです。人に対して使う場合もありますが、物事について使われるのが一般的です。「存じます」というのは、自分自身が相手よりもへりくだることで、相手を持ちあげるための言葉の一種です。話題になっている物事について知識があったり、考えがあったりした場合に使う言葉であると覚えておくようにしましょう。「知る」「承知する」「思う」「考える」などの言葉を、敬意を持って人に対して使いたい場合には「存じ上げます」という表現を使うのだと覚えておくようにしましょう。物や何かの事態に対しては、「存じます」という表現が使われることが多いものですが、人に対しては「存じます」よりも「存じ上げます」とした方が敬意が伝わりやすくなるものです。この言葉がよく使われる場面としては、存ずるという言葉を更にへりくだって、相手に対して最大の敬意を払う時などが挙げられます。「存じ上げます」という言葉は、主に人に対して使われる言葉です。「存じます」と「存じ上げます」という言葉は、どちらも相手に対して敬意を示す謙譲語であるという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。また、自分が思ったり考えたりしたことについて「私は○○であると存じます」などという表現をしたりすることもあります。また、何かをしてもらった際などに「大変有難く存じます」などのように使う場合もあります。似た意味を持つ「存じます」（読み方：ぞんじます）と「存じ上げます」（読み方：ぞんじあげます）の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。ビジネスシーンでの会話や手紙、メールなどの文面でよく使用される表現なので、意味も含めて使い方を覚えておくようにしましょう。「存じます」という表現は、「知る」「承知する」「思う」「考える」の謙譲語である「存ず」という言葉を丁寧に表したものです。何かの物事について知ったり、承知したりした場合に「存じております」などの表現で使われたりします。例えば「近年の情勢については、私も存じています」「御社の製品については、存じています」などのように使われます。他にも「ありがたく存じます」「結論は時期尚早かと存じます」などのように使われる場合もあります。つまり「存じます」という言葉は「知っています」「～だと思います」などという表現を謙譲語として表したものであると言えます。目上の人や立場が上の人に対して使われる言葉であり、何かの物事について表現する際に使用します。「存じます」というのは、「知る」や「承知する」、「思う」や「考える」という言葉の謙譲語です。謙譲語というのは、自分の方が相手よりも一歩下がることにより、相手に敬意を示す言葉です。「存じ上げます」という言葉は、ビジネスシーンで目上の人や立場が上の人に対してよく使用される言葉です。「存じます」よりも、もう一段上の丁寧な表現が「存じ上げます」という言葉です。例えば「お名前は兼ねてより存じ上げております」「皆さまにおかれましては、ますますお元気でいらっしゃると存じ上げます」などのように使用します。もちろん「存じ上げる」という表現を物事に対して使っても間違いではありません。「存じます」という言葉を更に丁寧にして表現したい場合に「存じ上げます」という言葉を使うようにするものであると覚えておくようにしましょう。何かの物事について知っている場合は、例文１や２、５のように「存じております」のような形で使用します。また、何か自分に思うところや考えがあった場合には、例文３や４のように「存じます」という形で使用します。例えば「ベストセラーである○○という本については、私も存じております」「お恥ずかしながら、そのことについては私は存じません」などのように使われます。この「存じております」「存じません」などは「存じます」が文脈によって変形したものです。どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。「存じ上げます」という言葉は「存じます」という言葉よりも、深い尊敬を示しています。物や何かの事態に対してよりも、人に対して使われるのが「存じ上げます」という表現です。上記の例文でも示した通り、「存じます」という言葉を使う際には「本」について発言する場合や、「物事」について発言する場合に用いられるものです。人に対してはあまり使用されません。この言葉がよく使われる場面としては、「知る」や「承知する」、「思う」や「考える」という言葉を謙譲語として表現したい時などが挙げられます。一般的には物事に対して表現する際に「存じます」という言葉を使用します。例えば、「存ずる」に「あげる」をつけて「存じ上げる」、「申す」に「あげる」をつけて「申し上げる」などとするものです。これらは両方とも、謙譲の意味を示すものであり、相手を敬って持ちあげる意味を持ちます。 「存じます」や「存じ上げます」などを履歴書に使うのは問題？と思う就活生もいるのではないでしょうか。履歴書は企業に出す書類ですから、間違っては大変です。履歴書に「存じます」のような話し言葉を使うのは、問題なのかどうかについて見ていきましょう。

「お忙しいとは存じますが、ご返信のほどお願い申し上げます」とすると、とくにビジネスメールやビジネス文書・手紙などのかしこまった敬語が好まれるシーンで使われます。丁寧レベルとしては「存じます ＜ 存じ上げます＝存じ上げております」というようになります。マンション営業の仕事が「きつい・ブラック・激務」といわれる理由「存じます」という敬語をサラッと使い、好感のもてる文章にしましょう。「ご確認いただければと存じます」のようにすると意味は…「確認してもらえればと思います」となります。「部長のご意見を伺いたく存じます」とすれば意味は「部長の意見を聞きたいと思う」の丁寧な敬語フレーズ。「存じ上げております」と「存じております（存じている）」の違いは？「はい、存じております」などと返事をすると丁寧です。ただし使い方をあやまるとバカ丁寧になりますので、相手がホントにハイクラスの人だった場合にだけ使いましょう。むかしから「知っている」として使いたいのであれば「存じ上げております」がもっとも丁寧な敬語となり、「思います」として使いたいのであれば「存じ上げます」がもっとも丁寧な敬語です。「～とは存じますが、」は「～とは思うのですけど、」という意味で使うため、どんな表現にも使えます。先ほども例文につかった「お忙しいとは存じますが」などあり。ここで使う「上げる」にはとくに意味はなく、より丁寧な表現を心がけるときに使われます（上記の補足にて記載）。直訳すると「イチロー選手の評判を思います」「教授の発明を思います」となり、かなりヘンテコな日本語になります。なぜなら謙譲語「おる」にさらに丁寧表現の「上げる」をつかい、さらにさらに丁寧語「ます」としているから。「上げる」は「ご挨拶申します・お詫び申します・ご報告申します」という敬語より、もっと丁寧なニュアンスになります。上司にたいするメールで「忙しいとは思うのですが、ご返信ください」みたいに使うとな～んかイマイチなのですよね。その他にもイロイロ使える「存じます」の例文と使い方を紹介しておきます。とくに手紙で使うようなかしこまったフレーズを中心に。相手に何かお願いごとをするときには上記3つの例文「恐れ入ります・恐縮です」をつかって、申し訳なく思う気持ちを表すほうがいいかもしれません。ビジネス文書や手紙などの、かしこまった表現が好まれるシーンで挨拶として使われることのあるフレーズ。ここで「差し出がましい」は「余計なこと・でしゃばり・出すぎたマネ」の意味。自分のした行為にたいして「余計なんだけど…」と謙って（へりくだって）使う言葉です。ビジネス文書の挨拶文では「平素は格別のご厚情をたまわり厚くお礼申し上げます」を使うことがフツーですが、そうじゃなきゃダメだということではありません。「余計とは思うのだけどお見舞いをおくったよ」の丁寧な敬語フレーズ。「差し出がましいとは存じますが、お見舞いの品を送付いたしました」とすれば意味は…なぜ例文①②存じ上げます　がダメなのかというと、ここでは過去から「イチロー選手の評判を知っている」という意味で「存じる」を使いたいのです。これは現在形～未来をあらわす「ます」を使っていることにも問題あり。むかしから「知っている」のですから「おります」を使うのが正解です。「平素は格別のご厚情を賜り、誠にありがたく存じます」とすれば意味は…相手が退院して「よかったね」と喜びを伝えるビジネスメール・手紙・文書で使えるフレーズです。「存じます」を丁寧表現の「上げる」と組み合わせると「存じ上げます」となります。したがって敬語としては何も間違いではありません。つづいて敬語の使い方における違い。上の箇条書きにまとめたとおりに違いあり。「お忙しいとは存じ上げますが、ご返信のほど何卒よろしくお願い申し上げます」ってするとバカ丁寧だし、「上げる」を重複してつかっていてなんか気持ち悪い文章になります。とくにビジネスメールに使われる、相手を気づかうクッションフレーズです。あとに続けて、何かしらの「お願い・許可をもとめる文章」がつづきますね。存じ上げます　はビジネスシーン（メール・手紙・文書・社内上司・社外・目上・就活・転職）で使うにはイマイチな表現。「イチロー選手の評判を昔から知り、さらにこれから知ります」となってこれまたヘンテコな日本語になります。「存じる」に、どんな言葉を組み合わせるかでイロイロなフレーズができます。わざわざ丁寧表現の「上げる」を使わなくても「存じます」で十分に丁寧なフレーズなのですよね。「存じております」は文章というよりも、会話で使われることの多いフレーズ。ここで「いただく」は「もらう」の謙譲語。仮定の「れば」を使い「いただければ」としています。「存じます・存じ上げます・存じ上げております」の意味と違い、使い分けについて。ビジネスメールの例文つきで誰よりも正しく解説する記事。「存じます・存じ上げます・存じ上げております・存じております」の違いと使い分けは…ビジネスシーン（メール・手紙・文書・社内上司・社外・目上・就活・転職）にふさわしい使い方、注意点についてくわしく解説していきます。この2つと混同しやすいフレーズであることもあまり好ましくない理由。「お忙しいとは存じますが＝忙しいとは思うのだけど…」を使うと、ひょっとしたら相手は「忙しいの分かってるんだったら仕事を押し付けないでほしい」と感じてしまうかもしれません。存じます　のビジネスシーン（メール/手紙/文書/社内上司/社外取引先/目上/就活/転職）にふさわしい使い方と、敬語フレーズを使った例文。相手のビジネスなり健康を気づかうフレーズ。「すべて上手くいっているようでよかったね」と喜びを伝えるビジネスメール・手紙・文書で使えるフレーズです。「お忙しいとは存じますが」と似たようなフレーズでもっと丁寧というか、申し訳ない気持ちがあらわれる表現には以下のような例文あり。時候の挨拶（初春＝正月～3月ころまで）。正月の挨拶としてビジネスメール・手紙・文書で使えるフレーズです。というと意味はどれも同じで「知っている」となりますが、敬語の使い方に違いあり。ここで「伺う」は「行く・聞く・訪問する」の謙譲語。「お伺い」だと二重敬語でNGなのですが、フツーに使われているため問題にはならないでしょう。「～のことと存じます」は「～だと思います」という意味で使うため、どんな表現にも使えます。「日ごろはヒイキにしてくれてありがたいと思う」の丁寧な敬語フレーズ。「新製品の紹介に伺いたく存じます」とすれば意味は「新製品の紹介に訪問したいと思う」の丁寧な敬語フレーズ。

似た意味を持つ「存じます」（読み方：ぞんじます）と「存じ上げます」（読み方：ぞんじあげます）の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

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